40代男性が情報工学学士を取りたいがために勉強をする記録

プログラムを書かなくなって長い40代のITエンジニアが情報工学を取得したいがために勉強をする記録を書いていきます。

【ウィークリーレポート】20211018週の記録

  2021年10月17日週の勉強記録です。プロジェクトは相変わらず忙しいものの、峠は超えた感があります。休日出勤分の代休も取得できるようになったので、心身を休めながら勉強に取りかかれるようになりました。

 

2021年後期科目に取り組み始めました

 

【放送授業】

  • 著作権法(’18)→ 第3回まで視聴
  • 計算の科学と手引き(’19)→ 第3回まで視聴
  • コンピュータとソフトウェア(’18)
  • 身近な統計(’18)
  • コンピュータの動作と管理(’17)
  • 情報セキュリティと情報倫理(’18)→ 第3回まで視聴
  • 情報デザイン(’21)
  • 情報・メディアと法(’18)

 

【オンライン授業】

  • 感性工学入門(’16)  

【対面授業】

  • 10/30、10/31: データサイエンス演習 
  • 11/7、11/8:遠隔勤務時代のクラウド技術

 

  「著作権法」の教材が届いたこともあり、進めています。「著作物」「著作者」だけで1回使って説明するのには少し驚きましたが、実際に受講してみると、思った以上に奥が深く、様々な場合に分けて整理しなければならない事項が多いのだと理解できました。本講座は法学であり情報工学ではありませんが、これはこれで興味深く受講できそうです。
  「計算の科学と手引き(’19)」は、暗算のやり方など計算方法の多様性に頭を追いつかせるのが少し大変でしたが、ここはきちんと理解をしておくことで後々助けになるだろうと思える内容でした。まだ理解があやふやなので、もう一度受講して理解を深めるつもりでいます。この講義では途中に有識者にインタビューを行うのですが、第三回は東京大学の喜連川教授でした。

www.tkl.iis.u-tokyo.ac.jp

  「データベースの非同期処理」という、今僕が携わっている分野に非常に近い分野の話が聞けて大変面白かったです。そういえば、この喜連川教授の研究成果は、企業などが実装の研究を進めていたりするのでしょうか。このあたりも併せて追っていかないとな、と考えました。

 

  ようやく講義を受講する時間を確保できそうです。来週は遅れての夏季休暇も取得する(せざるを得ない)予定なので、できるだけ受講して進めたいところです。ひとまずは、今週末の「データサイエンス演習」が休日出勤で受講できないという事態を回避できて安心しているところです。

【ウィークリーレポート】20210927週~20211011週の記録

  2021年9月27日週~20211011週の勉強記録はありません。プロジェクトの締切が決まり、そこに向けてひたすら仕事をしていました。カウントしてみたところ、9/21 に8月分の振替休日を消化してから21連勤していました。仕事以外の記憶がありません*1。10/12 にようやく振休を取得し、心身の調子を整えていきました。

  そういうわけで、勉強を再開したのは20211018週からです。1018週のウィークリーレポートはまた改めて。今は、10/30,31の対面授業の日に休日出勤になる危機を回避できたことに安堵しています*2

*1:正確に書くと、仕事が大変だった記憶しかなく、具体的にどんなことをしたかすら曖昧です。振り返りが重要であること、こういう炎上プロジェクトで得るものは本当に少ないのだなと思わざるを得ません。

*2:実際のところ、休日出勤で泣く泣く授業を受けられなくなった生徒も少なからず過去にいそうですが、その方たちは本当に無念だったろうなと思います…。

【ウィークリーレポート】20210913週・20週の記録

  2021年9月13日週・20日週の勉強記録です。相変わらずプロジェクトは炎上しっぱなしで、シルバーウィークどころの話ではありません。数学の勉強したいのに気力が出ず、もどかしい状態が続いています。それでも、少しでもできることはやります。

 

2021年後期科目に取り組み始めました

  2021年の後期科目、「著作権法」以外の教材が届きました。「著作権法」だけなぜ遅れているのかわかりませんが、法改正で教材の内容が変わったなど、なにか理由があるのかもしれません。ともあれ、教材が届いたことで、授業を視聴して勉強する準備は整いましたので、早速視聴しています。本日9/26まではこんな感じです。

 

【放送授業】

  • 著作権法(’18)
  • 計算の科学と手引き(’19)→ 第2回まで視聴
  • コンピュータとソフトウェア(’18)
  • 身近な統計(’18)
  • コンピュータの動作と管理(’17)
  • 情報セキュリティと情報倫理(’18)→ 第2回まで視聴
  • 情報デザイン(’21)
  • 情報・メディアと法(’18)

 

【オンライン授業】

  • 感性工学入門(’16)  →10/5 開始予定

【対面授業】

  • 遠隔勤務時代のクラウド技術
  • データサイエンス演習

 

  とっつきやすそうな「計算の科学と手引き(’19)」「情報セキュリティと情報倫理(’18)」から進めています。前回「情報セキュリティと情報倫理」がとっつきやすいと書きましたが、第二回も実践的な内容でした。情報コースの授業で専門的な内容ではありますが、第3回の「ネットトラブルの諸相と対策」までは情報コースに限らず幅広い層にリーチする良い授業に思えます。

「計算の科学と手引」は2進法などコンピューターの動作を理解する上での進法について、概念を丁寧に説明しています。聞き手の雨宮さんは良いですね。

 

  炎上プロジェクトの先行きはまだわかりませんが、とりあえず10月中旬には小休止できる可能性が生まれました。それまでは、前述の2コースを中心に視聴を続けることにします。早く数学の勉強も再開したいのですが…。

 

 

 

 

【ウィークリーレポート】20210906週の記録・トピックと大炎上プロジェクトに対する憎しみ

  2021年9月6日週の勉強記録です。ですが、先週と同様にプロジェクト大炎上中につき、ほとんど勉強できていません。それでも、0にはしたくないと取り組みだけはすることにしました。具体的な内容は後述します。

  他、今週書きたいことのトピックです。

 

2021年後期科目が決定しました

  放送大学から科目登録決定通知書が来ました。2021年後期は以下の科目を学習します。

 

【放送授業】

  • 著作権法(’18)
  • 計算の科学と手引き(’19)
  • コンピュータとソフトウェア(’18)
  • 身近な統計(’18)
  • コンピュータの動作と管理(’17)
  • 情報セキュリティと情報倫理(’18)
  • 情報デザイン(’21)
  • 情報・メディアと法(’18)

 

【オンライン授業】

  • 感性工学入門(’16)

【対面授業】

  • 遠隔勤務時代のクラウド技術
  • データサイエンス演習

  予定科目を全部登録できたと思いきや、対面授業「機械学習理解のための統計学入門」は残念ながら落選でした。定員10名の枠は狭かったです。ちなみに、対面授業と名前はついているものの、どちらもZoomでの開催のため、学習センターに足を運ぶことは無さそうです。なお、緊急事態宣言の延長により、足立学習センターは引き続き閉館です。単位習得などの相談をしたいのですが、どうしたらいいのでしょうか。CS学士に必要な科目がどれにあたるのか、放送大学で取れる(取れない)分野がどれにあたるのかわからないまま進むのは、ちょっと怖いです。

 

炎上プロジェクトで人間はただの燃料になる

  炎上プロジェクトに放り込まれているというのは前回書いたとおりですが、その炎上プロジェクトについて、全面的に同意できる記事を読みました。

gothedistance.hatenadiary.jp

  炎上プロジェクトによくある誤解が、「炎上プロジェクトのプレッシャーの中がんばることで圧倒的に成長する」というものです。勘違いもいいところです。

  そもそもプロジェクトが炎上しているということは、QCD(品質、コスト、納期)をちゃんと保てていないわけで、プロジェクトマネジメントに失敗しているのです。その意味では、プロジェクトマネージャーの失敗経験の糧として、成長体験の一つと言えなくもありません。しかし問題は、そのプロジェクトに巻き込まれたプロジェクトリーダーを始めとしたプロジェクト関係者です。

  炎上プロジェクトは、納期に間に合わせるために必死こいてやらなければならないならまだしも、納期の見通しが立たず、「やってもやっても終わらない」状況に陥ることすらあります。するとどうなるか。

(以下、引用は全て前述ブログ「炎上プロジェクトでスキルを会得する前にお前は死ぬ」からのもの)

 

問われるのは質ではなく、動くこと。

 

終わってるところに入っても、何も残らないよ。炎上プロジェクトは、トライアンドエラー(PDCA)をする場じゃないから。DoDoDoDoDoDoCheckDoDoDoDoDoみたいな感じ。こういう状況だと、やっつけ仕事にならざるを得ない。振り返っている時間がないんだから。

  DoDoDoDoDoDoと、とにかく手を動かすことを求められるだけです。そんな状況では、自分の引き出しの中から何とかやりくりをしてモノを作るだけになります。何か新しい設計技法や工夫をするなど、そんな余裕はありません。学習コストが取れないからです。

あーこれバカロジックだなーって変更入ったら書き直しかもなーっていう予感があっても、とにかく書くの。書いて動かしてテスト回して先に進むことしか求められない。リファクタリングに時間を割く時間はない。もっと良い設計や書き方を感じる時間があったかもしれないけど、それをこの炎上案件に適用する時間は、無いんだ。動いているものを書き直す機会は与えられないし、動いているものが変わっちゃう可能性も高いから。

  • もっといいやり方ができないか、工夫する余地が無いか考える
  • 後々大変なことになるかもしれないから、既存のロジックも含めて整理する

  こういった工夫は炎上プロジェクトで取られることはありません。それだけのコストが掛けられないからです。「貧すれば鈍する」という言葉がありますが、プロジェクトもまさに同じです。「コスト(工数・お金)」がかけられなくなると、一気に品質が落ちます。学習や工夫から成長する種が生まれるのに、それが無いのだから成長なんかするわけがありません。炎上プロジェクトで、メンバーはただプロジェクトをとにかく進めるだけの燃料になります。

 

  今のプロジェクトがこんな感じです。さらに言えば、こういった状況は関係者に無力感を与えメンタルをゴリゴリ削ります。炎上プロジェクトに巻き込まれるとメンタルが心で学習する気力がなくなるのは予想がついていたのですが、想像以上です。結局今週もほとんど学習できていません。

  「炎上プロジェクトに入ってナンボ」という風潮は一刻も早く無くなって欲しいと心から思います。IT業界は建設業界に例えられることがありますが、建設業界で成長できる現場は、危険な現場ではありません。危険な現場は人間を死に至らしめる現場です(そしてそれは、IT業界でも全く同じです)。IT業界もそういった認識が広まることを今から願っています*1

 

  少なくとも、オレの周りにいる炎上経験者の生き残りは、誰も炎上プロジェクトで力がついてよかったとは言ってないよ。

  私も炎上プロジェクトにいくつか入ったことがありますが、全く同意見です。

  炎上プロジェクトで良かったことは一度もありません。成長なんかしませんでした。

hase0831.hatenablog.jp

 

学習時間は「0じゃなければいい」と割り切る

  こんな状況ですが、それでも学習をしないとジリ貧に陥ってしまうのは間違いありません。そこで、奇跡的にできたプロジェクトの谷間(いわゆる「台風の目」)に振替休日をとって部屋掃除や通院などのメンテナンスを行い、学習するための準備を整えました。ひとまず嵐が収まるまで、以下の方針で勉強を続けます。

  • 長岡先生の授業は、1節だけでも聞く
  • 放送大学の今期科目を視聴できるところは先に視聴する

  放送大学の科目はまだ教材が届いていません。ですが、試しに「情報セキュリティと情報倫理」を視聴してみたところ、第一回は教材がなくともすんなり概要が頭に入りました。番組としても良さそうです。頭に入ったのは、おそらく昔勉強したIPAの「テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)」の貯金が残っていたからだと思います。ですので、わかる単元は視聴だけでも先に進めておこうかなと思います。

  本当は「著作権法」など下地の無い分野を先に学びたかったのですが、ラジオ放送はさすがに教材がないとわからず、断念しました。ラジオ放送の科目は、教材が来てからの学習になりそうです。

*1:だからこそ、放送大学にプロジェクトマネジメントに関する科目がないことにちょっとショックを受けているのは、先週書いた通りです。

【ウイークリーレポート?】20210830週までの勉強記録 は無いので、大炎上プロジェクトとメンタルケアについて

  3週間まとめての報告です。結論から書くとほとんど勉強できませんでした。
  理由は仕事が大嵐になったためです。

大炎上プロジェクトに巻き込まれる

  会社でとある規模の大きいプロジェクトにアサインされました。これ自体は元々予定されていた話なのですが、入ってすぐにPMから
「元々は管理業務を主に担当してもらうつもりだけど、どうやら開発の進捗が遅れているらしい。少し手を動かしてリカバリをお願いできないか」
  と依頼されました。詳細を確認したところ、いくつか雛形となるスクリプトがあり、それらを横展開していけば良いので大きな問題ないはず、とのことでした。

  そこでまずは、実際のスクリプトや対応するDBのテーブル定義やデータ・ドキュメントなど参照しつつ、実際にどんな物を作るのか当たりをつけていきました。

  • 嫌な予感その1:アサイン済みの開発担当者と連絡が取りづらい(Slackの返事が遅い)、会議の場に居ない*1
  • 嫌な予感その2:ドキュメントを参照して洗い出した「作成すべきスクリプトの分量およびカテゴリ」に対して、明らかに雛形の数が足りない

 
  そしてこの嫌な予感は最悪の形で的中しました。担当者が虚偽の報告をしていました(雛形を作っていたけと報告したけど実は作っていなかった)。
  お客様には作ってあるという前提で既にスケジュールを組んで合意しています。しかしブツはありません。そのため、なんとしてもスケジュール間に合わせるために誰かが作らなければいけません。誰が作るのか。

 

  はい、僕です。

 

  というわけで土日返上で今に至ります*2。 もちろん今回の炎上の責任は自分には無く、そのことは上長も含め理解はいただいています。しかしそれでもメンタルは完全に疲弊してしまい、長岡先生の授業を聞く気力は全くありませんでした。
  最初のマイルストーンは越えて振休を1日消化し、3連休を取れました。ですがこの3連休は、運動をしたり長風呂に入ったり家事をやって翌週に備えたりと、メンタルを回復させるのに精一杯でした。今は、この大炎上プロジェクトが放送大学の試験期間中では無くて良かったと思うしかありません。

 

  今年の仕事は、何らかのプロジェクトにアサインされるというよりは、複数のプロジェクトの技術的な支援が中心でした。そのため、そこまで大炎上に巻き込まれる心配は無く、だからこそ放送大学の入学を検討する余裕がありました。しかし状況が変わってしまい、大規模プロジェクトにアサインされてしまいました。後期は、今のプロジェクトとバッチリ期間がかぶってしまっていることが悩みです。僕の知っている限り、炎上しない大規模プロジェクトは聞いたことがありません。大規模プロジェクトはボヤレベルでも小規模の大炎上クラスであることを見落としていました。「納期は政治判断」という言葉がありますが、大規模プロジェクトはこの「政治判断」がより上層部に近くなるため、納期の調整がより困難です。結果、炎上リスクが高くなります。

 

  ここまで書いたところで、ふと思い返して情報コースの科目を見返したところ、驚いたことに(大学院も含めて)プロジェクトマネジメントに関する科目はありませんでした。プロジェクトマネジメントは、情報工学の分野としては取り扱われない類のものなのでしょうか…。少し暗い気持ちになりました。

 

メンタルダメージを引き起こすフック

  もう15年ほど前の話です。仕事が忙しく誰にも頼れず、技術も全然わからず、上長からは詰められるばかりで、どうしようもなくなってうつ病を発症したことがあります。発症してからは薬物投与で治療を行いつつ、だましだまし働いていました。その後6年ぐらいかかって寛解し今に至るのですが、今回久々に強い不安に襲われ危ないと感じました。
  仕事が忙しいのはこれまで何度もありましたが、メンタルがやばいときとそうでないときがあることに気付きました。自分の場合は、こんな条件が揃うとメンタルがやばくなります。

  • 土日や仕事終わりに予定があること(特に、人狼やマーダーミステリーなど、自分が欠席することによる影響が大きいイベントであれば余計に)。
  • スケジュールの見通しやマイルストーンが明確でないこと
  • 自分の担当する分野が、自分の力で難易度的にできるかどうか見通しが立てられないこと(量の問題であれば大丈夫)
  • 上長から詰められたり、フィードバックが一切ないなど、心理的な安全性が低いこと

  去年もこれくらい忙しかったけどうつ的なメンタルのヤバさにはならなかったことを思い出して、何が違うのだろうと比較した結果、上記の条件が思い浮かびました。特にスケジュールと上長の影響は重要で、「結局自分で解決するしかない、上長には頼れない」と思ってしまうと、メンタルが死にます。今回の仕事が元上長(適切なフィードバックをくれない方)との仕事だったことも少なからず影響していると思います*3

 

メンタルダメージを軽減するための準備と環境

  明日からまた忙しくなるので、この3日間でメンタルダメージを軽減するための準備をしました。

  • 土日も含めて、9月のキャンセルできる予定は全てキャンセル
  • お香や入浴剤など、身体的にリラックスできるアプローチを用意
  • かかりつけの心療内科へ通って状況報告、頓服薬を処方してもらう
  • 野菜たっぷりの鍋料理を作って、平日温めるだけで食べられるようにする
  • 何がストレスだったか洗い出して、こうやってひたすら書く
  • 枕元にノートとペンを用意して、朝起きて憂鬱だったら憂鬱な気分をひたすらノートに書きなぐる
  • 3 good thingsを寝る前にやる

 

3 good thingsはこちら。

www.3-good-things.app

  この3週間、「いかに書くことが大事か」ということを改めて思い知りました。極端な話、プロジェクトメンバーの誰かがいつコロナに罹患してもおかしくはないのです。そうなった時に備えて、ドキュメントにせよスクリプト内のソースコードにせよ、「何で悩んでいるのか」「何がどこまでできているのか」「何をしようとしているのか」、とにかく考えていることを書くことで、精神的にも安心しますし、誰かに相談するための下準備ができます。

 

  というわけで、メンタルケアも兼ねてのウィークリーレポートでした。せめて明日から、1節でもいいから長岡先生の授業が聞けるとよいのですが。

*1:テレワークなので、顔を合わせることはなく連絡はWeb会議もしくはメール・Slackで行っています

*2:余談ですが、この間モデルナワクチン二回目の接種を行っています。副反応が思ったよりひどくなく1日だけの休みで済んだのは良いのか悪いのか

*3:今回は、僕の直属の上長からは「元上長さん、仕事ぶりを褒めていたよ」とうかがったのでひどいことにはならなそうですが、それでもまだトラウマがあります…。

2021年1学期単位結果 & 2021年2学期科目登録

本日8月20日、放送大学の履修成績紹介で成績が公開されました。

 

2021年1学期単位結果

以下、結果です。

 

【放送科目】

  • 初歩からの数学(’18):A○
  • 記号論理学(’14):A○
  • データ構造とプログラミング(’18):A○
  • 線型代数学(’17):A○
  • データベース(’17):A○
  • アルゴリズムとプログラミング(’20):A○
  • 入門微分積分(’16):A

 

【オンライン科目】

  • C言語基礎演習(’20):A○
  • 情報ネットワーク(’18):A○

 

  というわけで、 無事全科目単位を取得できました。初めての試験で勝手がわからずヒヤヒヤしていましたが、無事に終わってホッとしています。

roadtoitbachelor.hatenadiary.jp

  とはいえ、単位認定試験でも書いたとおり、特に数学は「単位が取れたからこれでおしまい」という類のものではないため、高校数学からやり直しています。本当は記号論理学も、もう一度見返したいのですが。

 

2021年2学期科目登録

  成績発表に先立ち、科目登録の受付が開始されました。登録した科目は以下の通り。

 

【放送授業】

  • 著作権法(’18)
  • 計算の科学と手引き(’19)
  • コンピュータとソフトウェア(’18)
  • 身近な統計(’18)
  • コンピュータの動作と管理(’17)
  • 情報セキュリティと情報倫理(’18)
  • 情報デザイン(’21)
  • 情報・メディアと法(’18)

 

【オンライン授業】

  • 感性工学入門(’16)

【対面授業】

  • 機械学習理解のための統計学入門
  • 遠隔勤務時代のクラウド技術
  • データサイエンス演習

 

前述の単位認定試験編で

  • 数学系科目は基本的に取得せず、高校数学の復習に注力する
  • IT系や法律系など、単位を取得するための科目を多めに取る
  • 面接授業科目をピックアップして数科目を取る

  と書きましたが、それに沿って登録しました。数学系科目は取らないつもりでいたのですが、統計学については、今後機械学習を学ぶ以上今のうちに入口だけでもと思い、登録しました。また、OSやソフトウェアなど情報処理試験の杵柄でなんとかなりそうな科目に加えて、著作権や倫理など、ソフトウェア開発周辺の科目を今期は押さえておくことにしました。単位稼ぎが今期のメインですが、それだけを目的にすると飽きてモチベーションが保てないので「情報倫理」「機械学習」「クラウド技術」など、個人的に興味のあるトピックを交えて登録しました。対面授業は選考があるため登録できない可能性はありますが。

 

  というわけで、2学期も引き続きがんばります。まずは過去問のダウンロードから。

 

【ウイークリーレポート】20210802週・09週の勉強記録

  間が空いてしまいましたが勉強記録です。

  前期が終わったので、前回書いたとおり「長岡先生の授業が聞ける高校数学の教科書」をベースに勉強を進めています。

  数Ⅰ 第1章 数と式

  数Ⅰ 第2章 方程式と不等式

を、音声教材を聴きながら学習しました。

 

  音声教材は1.4倍速で聞いています。だいたい頭に入っている内容なので1.4倍速でも今のところ特に問題はありませんが、ちょくちょく「あ、この観点は無かったな」とか「この公式は確かにこういうプロセスを経れば導けるな」と、高校の頃の勉強では味わえなかった感覚が生まれています。想像ですが、「試験でいい点を取るために覚えておかなければ」というプレッシャーや焦りが全く無いことが余裕を生んでいるのだと思います。「きちんと理解しなければ今後の単元は理解できない&大学で単位は取れない」という制約はあるにはあるのですが、高校の時に比べれば遥かにプレッシャーはゆるい上に「付け焼き刃が一番無駄」ということが身に沁みてわかっていることも、この感覚の源泉になっているのかもしれません。

  ともあれ「この公式はこういうプロセスを経れば導けるんだな」という理解は大変重要で、できるだけ公式に対してはこういった理解ができるまで臨みたいところです。

   

  しばらくウイークリーレポートは平坦な記事になると思いますが、それで良いと思っています。とにかく数学の理解をできるだけ進めておきたいです。