40代男性が情報工学学士を取りたいがために勉強をする記録

プログラムを書かなくなって長い40代のITエンジニアが情報工学を取得したいがために勉強をする記録を書いていきます。

【ウイークリーレポート】20210524週の勉強記録

  週間の勉強記録です。
  今期の科目と進捗は以下の通り。(▲はオンライン授業)、第9回まで進んでいればオンスケとみなします。なお数学科目はこれまで数学の勉強をちゃんとしておらず、単位を落とす可能性が少なからずある要注意科目のため、赤字で記しています。

 

【完了】

 ▲C言語基礎演習(’20) :第8回まで受講(視聴終了・課題提出済) 

 

【進捗前倒し】

初歩からの数学(’18) :第15回まで視聴(視聴終了)→Web課題提出完了

     

【進捗オンスケ】

    

【進捗遅延】

データ構造とプログラミング(’18):第7回まで受講→Web課題提出完了

▲情報ネットワーク(’18) :第6回まで受講  

記号論理学(’14) :第6回まで視聴→Web課題提出完了

データベース(’17) :第6回まで視聴→Web課題提出完了

入門微分積分(’16):第3回まで視聴 →Web課題提出完了  

線型代数学(’17) :第3回まで視聴→Web課題提出完了

アルゴリズムとプログラミング(’20) :第5回まで受講→Web課題提出完了  

 

  基本的には先週とやっていることは変わりません。ただ、「入門微分積分」「線形代数学」の学習に集中するため、終わらせられる箇所は終わらせました。具体的には、オンライン講義の「C言語基礎演習」について、課題を提出しました。C言語はほとんど知りませんでしたが、課題の内容自体はアルゴリズムを理解できていればさほど難しい問題ではなかったので、サクッと書いてテストして提出いたしました。

  C言語基礎演習、ポインタに触れなかったのがびっくりしました。本当にいいのか、という感じが拭えません。あまりに気持ち悪いので、自分で少しだけでも学習はしておこうと思います。

 

微分の教科書 (大学数学基礎力養成)

微分の教科書 (大学数学基礎力養成)

  • 作者:丸井 洋子
  • 発売日: 2017/10/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
微分の問題集 (大学数学基礎力養成)

微分の問題集 (大学数学基礎力養成)

  • 作者:丸井 洋子
  • 発売日: 2017/10/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

  微分については、教科書第4章までとりあえず読んで概要だけ把握しました。名前しか知らない「マクローリン展開」について、どのような内容かおおよその概念は把握できました。手を動かしていないので、実際に使えるのはまだ先ですが。 

 

 次の準備として「積分の教科書」を買いました。ただ、試験までもう1ヶ月今日しかないので、勉強するペースを上げないと危険です。

  

 今回最も危険な単元である「線形代数学」。とりあえず第3章まで終わりましたが、放送大学の方の教科書を見ると、この本では取り扱ってなさそうな内容がちらほらとあり、不安に襲われました。「線形代数学」の範囲が広すぎて、放送大学で取り扱っている範囲とこの本で取り扱っている範囲は違うのでは、という心配です。ただ、この後放送大学のテキストに戻って勉強して果たして理解できるかと言ったら答えはNoとしか思えなかったので、覚悟を決めてこの本と心中します。この本を終えて放送大学のテキストを進め、理解できなかったら、もう今期はどうしようもないのでしょう。そもそも「線形代数入門」の単元の存在を見落として「線形代数学」を取ったのが間違いでした。仕方ありません。

 

  そして実は進捗のない「記号論理学」も、テコ入れしないと危険です。 

  第4回までそんなに詰まった感じはなかったのですが、第5回あたりからなんだか怪しくなってきたので、基礎固めも兼ねて本を購入しました。まずはこれで基礎を固めることにします。タブローの方法は、少なくとも基礎的なやり方を身につければそこまで困らないとは思うのですが。

 

  放送大学より、前記試験は自宅受験&郵送とすることが発表されました。なぜか自宅で受験&郵送がデフォルトだと勘違いしていたので、危なかったです。(今までのように)学習センターに行く形式だったら僕はどうするつもりだったのでしょうか。ともあれ、Web提出もすべて完了し、試験自体は受けられる(はず)なので、精一杯やります。

【ウイークリーレポート】20210510・17週の勉強記録

  週間の勉強記録です。うっかり先週下記忘れてしまったので、2週間分まとめて書きます。
  今期の科目と進捗は以下の通り。(▲はオンライン授業)、第8回まで進んでいればオンスケとみなします。なお数学科目はこれまで数学の勉強をちゃんとしておらず、単位を落とす可能性が少なからずある要注意科目のため、赤字で記しています。

 

【進捗前倒し】

 ▲C言語基礎演習(’20) :第8回まで受講(視聴終了・課題のみ)

初歩からの数学(’18) :第15回まで視聴(視聴終了)→Web課題提出完了

     

【進捗オンスケ】

 

    

【進捗遅延】

データ構造とプログラミング(’18):第7回まで受講→Web課題提出完了

▲情報ネットワーク(’18) :第6回まで受講  

記号論理学(’14) :第6回まで視聴→Web課題提出完了

 データベース(’17) :第6回まで視聴→Web課題提出完了

 入門微分積分(’16):第3回まで視聴 →Web課題提出完了  

線型代数学(’17) :第3回まで視聴→Web課題提出完了

アルゴリズムとプログラミング(’20) :第5回まで受講→Web課題提出完了  

 

  「なんでこんなに進捗が遅れているのか」というと、勉強時間を全て「入門微分積分」「線形代数学」の学習に充てていたからです。具体的には、放送大学の教材ではなく、調べて買った教材を進めていました。

 

微分の教科書 (大学数学基礎力養成)

微分の教科書 (大学数学基礎力養成)

  • 作者:丸井 洋子
  • 発売日: 2017/10/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
微分の問題集 (大学数学基礎力養成)

微分の問題集 (大学数学基礎力養成)

  • 作者:丸井 洋子
  • 発売日: 2017/10/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

  微分について放送大学の教科書では分からな過ぎたので、諦めて初歩からちゃんとやっています。教科書は第3章まで終わり、本当に基礎的な微分の積・商までは手で計算できるようになりました。三角関数や対数が絡むとまだ怪しいですが、それでも計算の見通しが立てられるようになったことを考えると、基礎からちゃんと学ぶのは大事だと改めて感じます。この後はマクローリンやらテイラーやらが出てくるので、多分一度打ちのめされるのだろうなと予想しています。でも、練習を積み重ねて理解するしかありません。そもそも、この微分を理解できてやっと(ある意味)半分が終わるのです。 

  

 

新版 演習線形代数 <a href=*1" title="新版 演習線形代数 *2" />

新版 演習線形代数 *3

  • 作者:寺田 文行
  • 発売日: 2012/07/01
  • メディア: 単行本
 

「線形代数学」は、割り切って放送大学の授業を聞くのを止めて独習に変更しました。「単位を取るために授業を聞かない」というのは、自分でも言っている意味がわかりませんが、仕方がないと諦めて勉強しています。もっとも、教科書には「Aの箇所だけでも読み進めてほしい」と合ったので、それは読み進めようと思います。

 

線形代数を調べていたら発見したサイト。

www.headboost.jp

  めちゃめちゃわかりやすかったです。繰り返し見て、頭の中に線形代数のイメージを植え付けることで、今後の理解の助けになりそうです。

 

  記号論理学が地味に不安です。こちらはタブローのあたりでつまりつつあるので、今週はきちんと時間を取って理解をするようにしたほうがいいかもしれません。実質、勉強しているのは3科目だけなのに時間が足りていないことが不安です。今期の他の科目は既存の知識で乗り切れるので大丈夫ですが、来期は本当に大丈夫なんでしょうか。取得する科目も含めて検討します。

 

*1:新版演習数学ライブラリ

*2:新版演習数学ライブラリ

*3:新版演習数学ライブラリ

改めて、情報工学学士取得を目指すきっかけの話

  きっかけはキカガクでした。

www.kikagaku.ai

  2021年1月。会社がフルリモートに舵を切り、通勤時間が無くなったこともあり、使える時間が増えました。もともと機械学習には興味があったものの、学ぶきっかけを掴めていなかった私にとって、ちょうど良いサイトだと感じられました。そこでまずは、無料の「脱ブラックボックスコース」を受講することにしました。

 

  ボコボコに打ちのめされました。

  もともとド文系で、数学は数2・数Bまでしか学習しておらず、しかも苦手で避けていたので、微積分は微分算出の公式以外何も覚えていませんでした。線形代数学に必要な行列に至っては、数3数Cの範囲だったため、一切知識がありません。キカガクの最初のSTEP「数学の基礎」で、ここまで苦しむとは思いませんでした。「全くわからない」というよりは、「いまいちピンとこない、腑に落ちない」と書いたほうが正確かもしれません。Pythonでプログラムを書いても、「きちんと納得して理解している、地に足がついた理解になっている」とは思えませんでした。

 

そんな中、あるブログを見つけました。

wbspry.hatenablog.com

  私はパパではありませんが、ド文系のエンジニアとしてずっとやっていたこと、情報工学へのくすぶりに共感しました。特に強く惹かれたのは以下の段です。

で、自分も独学で…!って思うじゃないですか。 ある程度はできると思います。 でも体系的にざっと幹を通すっていうのがなかなか大変です。 また、一通り独学したとして、それを証明するものがない。 証明できなくても悪くはないですが、証明できるのであればできた方がいいですよね。 これが「大学で」やりたい理由です。 

 

  私は大学卒業後、IT業界に何の知識もなく入りました。生き残るために何が必要になるのか正確にわからないながらも、必死で2種(基本情報技術者)やソフトウェア開発技術者試験(応用情報技術士試験)などの資格を取ってきました。「資格は役に立たない」と言われることも少なくありませんが、少なくともテクニカルエンジニア(データベース)までの知識は、今の仕事にバッチリはまっており、大変役に立っています。正確に書くと、

  • 課題への解決へのアプローチを考える際、前提となる知識やプロセスが身についているので考えやすい
  • ある概念が現れた時の理解の補助線になる

  ことが特に役に立っています。

 

  本日誕生日を迎え、43歳になりました。すでに第一線でバリバリ働いているエンジニアよりも、管理職・マネジメント業務にシフトしている人のほうが明らかに多いです。私自身は、(マネジメント業務はある程度やっていますが)管理職でないこともあり、どのようなことを今後やっていくのか、遅かれ早かれ(むしろ、すでに?)問われる立場です。

  どちらかと言えば、私は技術をベースにして仕事をしてきました。しかし、機械学習については学ぼうとしたものの、壁にぶち当たってしまいました。もし今後機械学習を理解できたとしても、さらに近い将来にやってくるであろう、新しい技術についてキャッチアップできるだろうか。

 

  おそらく今後何か新しい技術が現れたとして、私自身がその技術を深く理解し第一線でバリバリ活躍するという場面は、今後は現れないのでしょう。しかし、これまでずっと技術をベースに仕事をしてきた人間として、「これから出てくる技術が全くわからないから諦めて別の道を行く」という選択は、どうしても取る気になれませんでした。別の道を行くにしても、「技術が全くわからないから」という理由で向かいたくはありませんでした。

  しかしそうは言っても、いま機械学習がわかっていないことを考えるに、今後も「新しく出てきた技術がさっぱりわからない」という状況に陥る可能性は少なくないでしょう。そして、そうなる理由は、なんとなく察しがついています。コンピューターサイエンスについてのベースとなる知識や、コンピューターサイエンスの元となる数学についての理解が不十分だからです。

 

  だとしたら、そこを手当するしかない。

 

  僕は放送大学で学ぶことを決めました。状況的にも、リモートワークができて勉強時間を確保しやすくなっている今は間違いなくチャンスです。当座の目標は機械学習の理解ですが、それ以外にもデータベースについてのベースとなる知識や自然言語処理・統計解析など、ベースとして身につけたい知識は少なくありません。

  どうせ今後も、諦めがつけられずに勉強するのです。それであれば、中途半端な状態で終わらせられないように追い込んだ上で、きちんと勉強して、情報工学の資格を取った方が良い。そう考えました。

 

  要するに、ただ意地を張っただけです。別の道へ行く可能性が高いのであれば、さっさと別の道を探して底を目指したほうが効率的なのかもしれません。ですが、情報工学を目指す中で身につけた知識で見る世界はどんな世界なのか、どうしても好奇心が抑えられませんでした。

 

  そういうわけで、今私は放送大学で学んでいます。微積分や線形代数学など、想像以上に苦しんでいます。ああ、高校自体の理系コースはこういう科目を苦しみながら学んでいたのだなあとため息を付きながら学んでいます。せめて、今までとは違う世界が見られますようにと祈りながら。

 

  以上、発端の話でした。

  要するにお気持ち表明ですが、こういうお気持ちを表明しておくのは大事ですね。自分の原点を改めて整理できた気分です。

【ウイークリーレポート】20210503週の勉強記録

  今週の勉強記録です。今期の科目と進捗は以下の通り。(▲はオンライン授業)

  第5回まで進んでいればオンスケとみなします。なお数学科目はこれまで数学の勉強をちゃんとしておらず、単位を落とす可能性が少なからずある要注意科目のため、赤字で記しています。

 

【進捗前倒し】

 ▲C言語基礎演習(’20) :第8回まで受講(視聴終了・課題のみ)

▲情報ネットワーク(’18) :第6回まで受講

初歩からの数学(’18) :第15回まで視聴(視聴終了)→Web課題提出完了

アルゴリズムとプログラミング(’20) :第5回まで受講→Web課題提出完了  

データ構造とプログラミング(’18):第7回まで受講→Web課題提出完了

データベース(’17) :第6回まで視聴→Web課題提出完了

記号論理学(’14) :第6回まで視聴

     

【進捗オンスケ】

   

【進捗遅延】

入門微分積分(’16):第3回まで視聴   

線型代数学(’17) :第2回まで視聴
  

 GWの予定が緊急事態宣言により吹っ飛んでしまいました。いくつかの遊びの用事はオンラインイベントにより代替されたので全く無くなったわけではないのですが、これは神のお告げとばかりに、学習を一気に進めました。具体的には、「線形代数学」「入門微分積分」を学習するための露払いとして、それ以外の科目を一気に進めました。

「初歩からの数学」は、いったん全15回の視聴を終えました。最後3回「極限」「微分」「積分」は改めて見直さなくてはいけないだろうなとも感じていますが、ともあれWeb課題も提出したので、最低限の学習は済ませることはできました。

 

  「アルゴリズムとプログラミング」「データ構造とプログラミング」「データベース」は、詰まるところも現状殆どないため、Web課題もサクッと提出できました。データ構造は計算量のところは注意しないと忘れそうですが、そこさえ気をつければ大丈夫でしょう。

  「記号論理学」は、今のところ「わからない」と「面白い」が混ざっていて、ある意味で一番学び甲斐があります。来週には第7回を終えてWeb課題に取り掛かる予定です。タブローについてもきちんと理解を進めます*1

 

  そして鬼門の「線形代数学」「入門微分積分」ですが、放送大学の教材だけでは立ち向かえないので、自学習用の教材を買い増ししました。

 

微分の教科書 (大学数学基礎力養成)

微分の教科書 (大学数学基礎力養成)

  • 作者:丸井 洋子
  • 発売日: 2017/10/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
微分の問題集 (大学数学基礎力養成)

微分の問題集 (大学数学基礎力養成)

  • 作者:丸井 洋子
  • 発売日: 2017/10/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

  以前にチャート式も買って進めようとしたのですが、解説が不十分(2ページ目で「いや、そういう式の変形ってどうやるの?どういうプロセスでそうなった??」という疑問がワラワラ湧いてくるレベル)だったので、絶対先に進められないと思い、断念しました。 代わりに買ったこれらの教材は、どちらもまだ第一章までしか進んではいないものの、きちんと解説があり、なんとか進められそうな気はしています。

 

   併せて、以前に買った「長岡先生の授業が聞ける 高校数学の教科書」も併用することにしました。 

  範囲としては「三角関数」「微分積分」などの、今回の範囲の前提となりそうな箇所を並行で学ぶつもりでいます。本来であれば、数3、数Cの範囲もやるべきだと思うのですが、あまりに範囲が広いので、どうしたものが迷っています。パッと見た感じだと、数3は「極限」「微分法」など、「入門微分積分」の範囲に非常に近そうに見えるのですが…。

 

 

  今週はボーナスタイムだと思っています。これだけ勉強に時間を使ったのはいつ依頼でしょうか。下手したら大学受験依頼かもしれません。単位はとらないといけませんが、受験ほど人生を左右する話というわけでもないので、ちょうどよいプレッシャーに感じています。今が一番勉強が楽しい時期かもしれません。いや、大変は大変なのですが。

*1:仕事柄、タブローと言えば「Tableau」のことを指すのでしばらく間違えそうです…。

【ウイークリーレポート】20210426週の勉強記録

今週の勉強記録です。今期の科目と進捗は以下の通り。(▲はオンライン授業)

第4回まで進んでいればオンスケとみなします。なお数学科目はこれまで数学の勉強をちゃんとしておらず、単位を落とす可能性が少なからずある要注意科目のため、赤字で記しています。

 

【進捗前倒し】

 ▲C言語基礎演習(’20) :第8回まで受講

▲情報ネットワーク(’18) :第6回まで受講

初歩からの数学(’18) :第6回まで視聴

  

【進捗オンスケ】

記号論理学(’14) :第4回まで視聴

データベース(’17) :第4回まで視聴

アルゴリズムとプログラミング(’20) :第4回まで受講  

データ構造とプログラミング(’18):第4回まで受講

  

【進捗遅延】

線型代数学(’17) :第1回まで視聴
入門微分積分(’16):第1回まで視聴  

  

  「線形代数学」「入門微分積分」は参考教材などを買った上で、ようやく仕事が一段落したので、この2科目に本腰を入れるための準備をしました。具体的には「他の楽勝ではないけど理解できる科目を一気に前倒しする」です。 というわけで、IT系の「データベース」「アルゴリズムとプログラミング」「データ構造とプログラミング」を視聴した上で、「初歩からの数学」を一気に進めました。「初歩からの数学」は、いまのところは理解できている範囲が多くそんなに手間取っていないのですが、このあとの単元「三角関数」「数列」あたりは怪しいので、改めて学ぶことにします。また、この科目の最後が「微分積分」なので、まずこれを終わらせてから入門微分積分に入ろうと思います。ネックなのは、「初歩からの数学」の教科書に演習問題が無いことです。演習をするには、科目「演習初歩からの数学’20」を取らないといけないのですが、登録がギリギリで科目を精査する余裕が無かったので、存在を知らずに科目登録をしてしまいました。なんとか対策を取れないか考えたのですが、「N予備校で復習をする」ことを思いつきました。

www.nnn.ed.nico

  もともと数学と機械学習を学ぶという名目で入学してましたが、高校数学の復習が必要ないまこそ使うべきでしょう。というわけで、まずは「入門微分積分」「線形代数学」以外の科目を一気に終わらせて、この2つの科目を取れるように準備をするべきだという結論になりました。幸か不幸か、GWに出かける予定が緊急事態宣言で潰れてしまったので、勉強に集中できる環境は整いました。

  果たして、無事に単位は取れるのでしょうか。 

 

【放送大学】入門微分積分が分からなすぎて泣き叫んだら優しい方々が教えてくれた教材まとめ

  タイトルの通りです。

  放送大学の科目「入門微分積分」の講義を聞いてわかった気になったものの、第1回の演習問題が全く解けず僕は絶望しました。それもそのはず、ここでいう「入門」とは大学で使う微分積分の入門であって、「ド文系で微分積分も完全に忘れているけど『入門』を取って学び直そう」という、本当の微分積分の入門という科目ではなかったからです。

  まだ4月だけど、このままでは単位が危ないと確信した僕はTwitterで「なんか教材とかわかりやすいやつありませんか…」と泣き叫びました。そしてTwitterには、優しい声が集まりました。本当にご紹介いただいた皆様には感謝しかありません。

  以下、自分への備忘録も兼ねて紹介いただいた教材をまとめます。

 

「朝日おとなの学びなおし」というシリーズ。現在読み進めていますが、筆者のエピソードから微分積分への解説が臨場感があります。概念を理解するのであれば、確かに良さそうです。 

 

  こちらは自分で見つけた本。数学ガールシリーズ。これも面白いけど、くり返し読んだほうがよく分かるかもしれません。 

チャート式シリーズ 大学教養 微分積分の基礎 (チャート式・シリーズ)

チャート式シリーズ 大学教養 微分積分の基礎 (チャート式・シリーズ)

  • 発売日: 2021/04/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

  チャート式シリーズ。大学受験で数学をやらなかったので、実はチャート式を初めて知りました。線形代数学でもチャート式を紹介されたので手を付けたのですが、解説が分からず挫折したので紹介された時は尻込みしていたのですが、どうやら色によって難易度が違うらしく、黄色のほうが易しいと情報をいただきました。黄色を買おうかどうか迷っています。本屋で立ち読みができればよいのですが、まさかの緊急事態宣言による短縮営業で、ちょっと困っています。どこかで時間を見つけられればいいのですが。

 

微分方程式 (モノグラフ (20))

微分方程式 (モノグラフ (20))

  • 作者:石原 繁
  • 発売日: 2001/06/01
  • メディア: 単行本
 

 

微分 (科学新興社モノグラフ 34)
 

 科学新興社のモノグラフシリーズ。このシリーズ、存在自体知らなかったのですが有名みたいです。ただ、出版社に関する情報も含めて、情報が少なく「時間があったら手を出してみる」という程度になりそうです。

 

 

微分の教科書 (大学数学基礎力養成)

微分の教科書 (大学数学基礎力養成)

  • 作者:丸井 洋子
  • 発売日: 2017/10/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
積分の問題集 (大学数学基礎力養成)

積分の問題集 (大学数学基礎力養成)

  • 作者:丸井 洋子
  • 発売日: 2017/10/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
積分の教科書 (大学数学基礎力養成)

積分の教科書 (大学数学基礎力養成)

  • 作者:丸井 洋子
  • 発売日: 2017/10/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
微分の問題集 (大学数学基礎力養成)

微分の問題集 (大学数学基礎力養成)

  • 作者:丸井 洋子
  • 発売日: 2017/10/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

丸井洋子先生の「教科書」「問題集」シリーズ。文系なのだから時間がかかるのは仕方ないと言うアドバイスとともに紹介をいただきました。全くそのとおりだと思います。勉強している目的ですが、まずは放送大学の単位を取って情報工学の学士を得ることが第一の目的です。しかし最終的な目的としては、プログラミング・機械学習を学ぶにあたって数学的な知識の不足で理解が追いつかない状態を解消することです。 そのため、付け焼き刃の知識だけで単位を取得してそれで終わりでは、意味があまりありません。おそらくこれらの本は買って時間を書けてでも少しずつ学ばなければならないのだろうなとほぼ確認しています。

 


www.youtube.com

予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」チャンネル。Youtubeチャンネルを探すという発想が全く無かったのですが、確かにYoutuber全盛期の今なら、こういったチャンネルはあってもおかしくないと妙に納得しました。放送大学の教材と合わせて視聴して理解を深めようと思いました。

 

  これらの教材は紹介いただいたものをまとめたに過ぎず、まだ全ての教材について手にとって試したわけではありません。しかし、これまで勉強をしてきた(そして、同じように勉強に苦労した)先輩方が勧めてきたものなので、有益な情報であると思い記事としてまとめること自体に価値があると思い、まとめました。どうかこの記事が微分積分が理解できずに苦しんでいる大学生にとって有益な記事となりますように。

  少なくとも、僕にとっては有益な記事です。

【ウイークリーレポート】20210419週の勉強記録

今週の勉強記録です。今期の科目と進捗は以下の通り。(▲はオンライン授業)

第3回まで進んでいればオンスケとみなします。なお数学科目はこれまで数学の勉強をちゃんとしておらず、単位を落とす可能性が少なからずある要注意科目のため、赤字で記しています。

 

【進捗前倒し】

 ▲C言語基礎演習(’20) :第8回まで受講

記号論理学(’14) :第4回まで視聴

▲情報ネットワーク(’18) :第6回まで受講

 

【進捗オンスケ】

データ構造とプログラミング(’18):第3回まで受講

初歩からの数学(’18) :第3回まで視聴

  

【進捗遅延】

線型代数学(’17) :第1回まで視聴
入門微分積分(’16):第1回まで視聴  

データベース(’17) :第2回まで視聴

アルゴリズムとプログラミング(’20) :第2回まで受講
 

  前回より進捗が遅れていますが、原因ははっきりしています。今週は本業で出張が入り、そもそも仕事に圧迫されてしまったためです。もっとも、対策(?)はしていて、業務の合間に数十分程度のスキマ時間ができることはわかっていたので、その時にできることをこっそりやっていました。具体的にはオンラインの「C言語基礎演習」「情報ネットワーク」を進めていました。結果的に、この2つは大幅に進捗を前倒ししており、C言語基礎演習に至っては、あとは課題を提出すれば終わりです(まだ課題提出期間が来ていないので着手はしていませんが、期間内にやれば間に合うレベルです)。

  それ以外の科目は、出張先に「記号論理学」「入門微分積分」の教科書を持って勉強しました。ですがショックな事に、入門微分積分は第1回の演習問題が問1以外解けませんでした。時間が経っているから復習も兼ねてもう一度第1回を視聴し、演習問題に着手したのですが、駄目でした。講義や印刷教材に書かれていることは、わかったようなわからないような感じを受けていたのですが、演習問題で「教わったことをどうやって用いるのか」が全くアイデアも出ず歯が立たなかったので、全く理解をしていないのだと思い知らされました。

   このままでは単位がヤバイと確信し、Twitterでなんとかできないかとお願いしたところ、おすすめの教科書やYoutubeチャンネルを紹介いただきました(このあたりは別の記事で備忘録も兼ねて記事を起こします)。まだ未着手ですが、線形代数学でも同じことになるのではと危惧しています。幸か不幸か、今年のGWも緊急事態宣言が発令されて、出かける用事が吹っ飛んでしまいました。今のうちに学習を進め、危険なところはわからんと騒いでなんとか手当できるようにしておこうと思います。

 

  ところで、入門微分積分でどうしてもわからないことが合ったので講師の石崎先生に問い合わせをしたところ、学習方針も含めて丁寧な回答をいただきました。ありがとうございます。先生に相談するのは大事ですね。しかし、「わからない」と騒いだら先輩方からアドバイスをもらったり先生に指南してもらったりと、20年前の大学時代よりよっぽど大学生らしいことをしているなあと思いました。20年前は誰に何をどうやって聞いていいか分からず八方塞がりで、何もわからないまま卒業したことを考えると、学習に対する姿勢も成果も雲泥の差になるだろうなと確信しています。

   今の所、良い大学生活を過ごせているようです。ありがとうございます。