タイトルの通りです。
放送大学の科目「入門微分積分」の講義を聞いてわかった気になったものの、第1回の演習問題が全く解けず僕は絶望しました。それもそのはず、ここでいう「入門」とは大学で使う微分積分の入門であって、「ド文系で微分積分も完全に忘れているけど『入門』を取って学び直そう」という、本当の微分積分の入門という科目ではなかったからです。
まだ4月だけど、このままでは単位が危ないと確信した僕はTwitterで「なんか教材とかわかりやすいやつありませんか…」と泣き叫びました。そしてTwitterには、優しい声が集まりました。本当にご紹介いただいた皆様には感謝しかありません。
以下、自分への備忘録も兼ねて紹介いただいた教材をまとめます。
「朝日おとなの学びなおし」というシリーズ。現在読み進めていますが、筆者のエピソードから微分積分への解説が臨場感があります。概念を理解するのであれば、確かに良さそうです。
こちらは自分で見つけた本。数学ガールシリーズ。これも面白いけど、くり返し読んだほうがよく分かるかもしれません。
チャート式シリーズ。大学受験で数学をやらなかったので、実はチャート式を初めて知りました。線形代数学でもチャート式を紹介されたので手を付けたのですが、解説が分からず挫折したので紹介された時は尻込みしていたのですが、どうやら色によって難易度が違うらしく、黄色のほうが易しいと情報をいただきました。黄色を買おうかどうか迷っています。本屋で立ち読みができればよいのですが、まさかの緊急事態宣言による短縮営業で、ちょっと困っています。どこかで時間を見つけられればいいのですが。
科学新興社のモノグラフシリーズ。このシリーズ、存在自体知らなかったのですが有名みたいです。ただ、出版社に関する情報も含めて、情報が少なく「時間があったら手を出してみる」という程度になりそうです。
丸井洋子先生の「教科書」「問題集」シリーズ。文系なのだから時間がかかるのは仕方ないと言うアドバイスとともに紹介をいただきました。全くそのとおりだと思います。勉強している目的ですが、まずは放送大学の単位を取って情報工学の学士を得ることが第一の目的です。しかし最終的な目的としては、プログラミング・機械学習を学ぶにあたって数学的な知識の不足で理解が追いつかない状態を解消することです。 そのため、付け焼き刃の知識だけで単位を取得してそれで終わりでは、意味があまりありません。おそらくこれらの本は買って時間を書けてでも少しずつ学ばなければならないのだろうなとほぼ確認しています。
予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」チャンネル。Youtubeチャンネルを探すという発想が全く無かったのですが、確かにYoutuber全盛期の今なら、こういったチャンネルはあってもおかしくないと妙に納得しました。放送大学の教材と合わせて視聴して理解を深めようと思いました。
これらの教材は紹介いただいたものをまとめたに過ぎず、まだ全ての教材について手にとって試したわけではありません。しかし、これまで勉強をしてきた(そして、同じように勉強に苦労した)先輩方が勧めてきたものなので、有益な情報であると思い記事としてまとめること自体に価値があると思い、まとめました。どうかこの記事が微分積分が理解できずに苦しんでいる大学生にとって有益な記事となりますように。
少なくとも、僕にとっては有益な記事です。